今回は遠征編はパスして11月7日に京都鉄道博物館に出掛けてきたので、その記録を書いていこうと思います。
では早速
〈目次〉
京都鉄道博物館 新快速50周年特別企画
企画展『新快速で50!』
まずは順番を前後させますが、新快速50周年を記念した特別展示について書いていきましょう
2階の展示コーナーのレイアウトを一部変更して新快速に特化した展示スペースへと変貌していました。勿論普段は新快速専用のフロアではないのでとても驚き。
専用ルームの企画展という域を超えていることにJR西日本の新快速への力の入れようを感じます。
当時の新快速に関連するポスターも80年代~90年代を中心にずらりと展示。そこから阪和線関連の記事を探すのが私の仕事?です。結論あまりなかったんですけどね。
模型も歴代新快速がずらり大集合
225系…はないですね。多分用意できなかったんでしょう笑
そして目玉?はこの117系車内を再現したゾーン
実際に使用していた部品を流用しているだけあって撮り方によっては実物とそんなに変わらないかもしれないですね。
しかしこの117系という電車…実物を見てみたかったですねぇ…
きっともうこの世に存在しないからこんな再現で済ませざるを得なかったんですね。まさか本物が存命ってことはないですよね。
こんな立派な作りの列車を夜行列車に改造したらさぞ凄かっただろうなぁ…
ARで復活?国鉄117系新快速(T1編成)
というまぁ前フリはさておき、今回やってきた最大の目的は117系の特別展示。勿論バリバリ現役で運用中ですので本物がご用意できたようです。
えぇ…当然国鉄時代のあの色は当然のごとくピーマンに変貌してしまいましたのでご覧の状態に。一応専用方向幕はシールで再現しているようですがもうなんというかなんというか
ただ!タイトルにもある通りこれを現代の便利なスマホアプリの力を活用しよみがえらせることが出来たようです。
まさかの単色緑色をGBとして合成技術で旧塗装が復活したではありませんか!
しかも違和感があまりにもなさすぎる…綺麗に当時の姿がよみがえってしまいました。
鉄道博物館系でこんなオフィシャルでクソコラみたいな展示方法をしたのはこれが初めてなのでは…?期間限定だからこそ許される展示方法ですな。
理想としてはラッピングで頑張ってほしかったのですがこれも最近のJRらしい取り組みという事で素直に凄いと思いますね。こういう展示が出来るなら是非113系を持ってきて阪和色や春日色の再現も出来るんじゃ…?とにかく今後の想像が膨らむ妄想爆発の展示方法でした。
あ…ちなみに片割れはといいますと…
いやもうこれは実質放置やろ…という状態と化していました。勿論撮影する人もごく僅か。いつか湖西の方の臨時新快で充当されそうな気もするようなしないような
しょうがないですね。もう快速幕とか普通幕にして吹っ切れといた方が逆に面白かったのかも
221系カットモデル『新快速』へ!
なんといつもは臨時幕の221系モックアップの種別が新快速に!
交通科学博物館から持ってきたモックアップ221系なのですが、今となっては唯一原型姿を残す221系となりました。その221系で新快速旧幕表示。
アツいですよ~自分は小さい頃に本で見ただけのこの幕を直接拝むことが出来る日がやってくるとは。
もしかしたら本物の保存車が現れない可能性もある221系。一番最後まで生き残るのはコイツの可能性が高いですね。
ずっと屋内なので当然なんですが現役の221系テープ剥がれてるやつやら汚いのが多くて、現状一番美しい車両自体がそもそもこいつかも。
特別な車両公開『0系グリーン車』
0系グリーン車の保存自体がこことリニアぐらいしか自分は把握していないのですが、どちらも普段は入れるゾーンではないので今回はかなり珍しい体験。リニアは収蔵品エリアでの展示?ですので本当に入れないですからね。ごくまれに開放してるんでしょうが…
当時いくら庶民の足鉄道とはいえ新幹線はリッチな乗り物でしょうし、その中でもグリーン車ですからねぇ…ガチの政治家とか大物芸能人とか社長位しか本当に乗れなさそうなスペシャルな席だったことでしょう。
まとめ
以上です。
今回は企画イベントに焦点を絞って書いてみました。この他にも模型走行も新快速に特化した走行を行っており、113系や117系といった歴代新快速の紹介がメインの普段とは少し違う走行イベントとなっていました。
本当は新快速50周年企画ももっと盛大にあったのかもしれませんが、とにかく現状で出来る限り!というのは所々見えた気がしました。
え?某ウイルスなかったら117系塗り直して新快速やってたんでしょ?そう思いましょうようん
きっといつかまたあの117系国鉄色が見れると期待してます。最後に撮影したのが和泉府中駅って流石にちょっとね…