前回の続きです。
〈目次〉
芸備線閑散区間乗車(塩町→新見)
府中を15時台に出る福塩線の列車は塩町駅で平日に限り備後庄原行と乗換が出来るダイヤが組まれています。完全に通学を意識したダイヤ設定となっているのですが(実際上下駅で大量の高校生の乗車)、このお陰で塩町~備後庄原のどこかで途中下車しても1時間後に備後落合行に乗車できることが判明。
山ノ内駅(1日乗車人数1人)
そして何かいい感じの駅を探した結果、付近に中国自動車道のSAもある山ノ内駅を発見。ポンっと降りてみることに
恐らく元々はそれなりのスペースがあったものの用途不要で棒線になったのだろう…と思われます。
乗車数はwiki曰く2017年の平均が1人。チーン…
ここで1時間滞在なので周辺にある七塚原SAでちょっと休憩。この先自販機の存在すら怪しい駅に行くので食料・飲料の調達を行いました。
そして発車15分くらい前に帰還
駅舎…というか待合スペースは左にちょっと写っている掘立小屋みたいなやつです。スペースは本当に広大。元々はもっと立派な駅舎があったんだろう…そう思います。多分
備後落合駅貸切?
そして列車に乗り込み、途中からはいよいよ私1人となってしまい備後落合に到着。
乗り継ぎ時間は約90分。
周辺に住居どころか街灯も無し。乗ってきた列車は30分位で折り返し、この先の列車は20分で折り返し。
つまり
40分私だけで備後落合駅に放置ってわけです。
先ほど乗ってきた列車が三次方面に折り返していき、いよいよ無人駅で完全に孤立することとなりました。
待合室もありますし、ネットも繋がるので問題はないのですが改札の外で急死したら多分終わりです。
元々は急行停車の一大ターミナル。そんな駅を一人で貸切出来るんですからかなり贅沢な体験ではありますよね。かなり思い出に残る40分になったような気がします。
そして三脚を買おうとわりと本気で思ったのもこの時だったり…
芸備線輸送密度9区間(備後落合→新見)
この後私一人を乗せて発車した芸備線新見行。途中の東城駅で1人乗車したもののそれ以外の乗車は無く新見駅に到着しました。
新見に到着後はローソンで夕食を調達し、伯備線の普通列車で一気に米子駅へ
結局新見から乗った普通列車も生山位で全員下車。終点の米子まではまたも貸切となってしまいました。山陰の夜はこんなものなのか…?
この日は米子で宿泊し翌日の移動に備えます。
続く