今回は予定外更新となるのですが、少し面白い出来事があったのでのほほんと書いていこうと思います。
〈目次〉
津久野駅にシェアサイクルポートが完成
堺市ではシェアサイクルの実証実験として業者と結託して各所にサイクルポートを建設しております。まぁこの辺は結構最近のトレンドですね。
そして…
津久野駅・上野芝駅にも完成しました!
だからなんなんだよなんなんだよと思うかとも居るとは思うのですが、シェアサイクルの最大のメリットは何といっても乗り捨て可であるという事。
既に三国ヶ丘駅にはポートがありましたので三国ヶ丘⇔津久野で活用が可能。つまりは三国ヶ丘駅で快速を降り立った後普通列車をいつまでも待つ必要がなくなるという事です。
次からはその妄想が現実として可能なのかやっていこうと思います。
普通接続のない快速で三国ヶ丘に降り立ち比較
自転車は当然電動です。これはシェアサイクルでは基本です。
値段は15分で70円。コンプラ違反しないレベルの速度で三国ヶ丘⇔津久野を往復するとギリ15分掛かるか掛からないかのレベルですので、30分の料金で140円だと考えておいたほうが良いでしょう。
最短ルートという事もあって線路沿いを走行していたので、百舌鳥・上野芝の通過時間も測定しておきそれを元に時刻表を作成してみました。
今回の場合だと三国ヶ丘でのロスが12分、上野芝でのロスが5分です。そもそも平日夕方にこんなにロスタイムがあるのもどうかと思いますが、今回は置いておくことにしましょう。
そして測定結果は御覧の通り。津久野駅手前にかなりのアップダウンがあり電動でも結構難所となる区間もありますが、それ以外は比較的平坦で走りやすい区間が続きます。
実際に測定して3駅それぞれの実用性を考えていきます。
百舌鳥駅
普通接続のない快速電車で三国ヶ丘に降りたら自転車に乗った方が優位と考えられます。そもそも平坦ですし高齢者等でなければ普通に早くて快適です。
上野芝駅
基本的にわりに合わん。
12分差ですら4分差にまで縮んでしまっていますし、そもそも三国ヶ丘での待ち時間も15分を越えることは流石にないので、実用性は薄いのかなぁと。
津久野駅
場合によりますね。
三国ヶ丘で11分以上待ち合わせ、上野芝で6分以上待ち合わせという条件だとそれなりに速達性は出てきそうです。
んなレアな条件そんなあるのかって?
いやこれがザラにあるんすわ…
但し前述の通り駅付近にアップダウンがありますので、そこはかなりの心理的にネックになる人もいるかも?
本領を発揮するのはダイヤ乱れ時?
勿論ですがいくら多少早くても、普通列車を粘り強く待って乗車する人が大多数になると思います。そらそうよ。
ですがダイヤ乱れ、そもそも阪和線が止まった場合。悲しくもこれも結構ある
そんな時に三国ヶ丘・中百舌鳥・堺東にダイレクトアクセスして遅延から逃げることが出来ます。もしかしたらこれが一番の利点かもしれないですね。
〆
今回はちょっとした体験を基にした考察のような検証のような何かでした。
恐らく阪和線の駅間が私鉄並みに短いからこそ出来る技なのでしょうが、他エリアでも自転車の方が便利そうな区間がどんどん現れてくる気がします。自由度も高いですし安いですからね。
そもそもJRがシェアサイクルやカーシェアを活用しようとしてる傾向にあるわけですから、色々な使い方を発掘してもいいんじゃないですかね?
以上です。