続きです。
仙台港からは長い船の旅が始まります。
〈目次〉
津波の凄まじさが分かる仙台フェリーふ頭
こののんびりとした雰囲気も漂うフェリー乗り場から名古屋へと向かいます。
大阪南港フェリーターミナルが異常にデカいだけで、本来のフェリー乗り場はこんなもんであるという事をいつも忘れがち。
高さは7.2m。敢えて自動販売機と一緒に撮影したのでその津波の高さが一目でわかると思います。
この恐ろしい海の塊が一気に陸地に押し寄せたのです。それでも太平洋フェリーは脱出したこともあり被害の拡大を防ぐことが出来ました。
こんなもんがいきなりやってきたら、自分なら本当に逃げ切ることが出来るのでしょうか。全く自信が無いですね…。
フェリーきそ(1等洋客室)の旅
今回はこのフェリーきそにて22時間の旅を楽しむことになりました。
長距離フェリーは新日本海フェリー以来。普段乗るフェリーといえば「ふたりーをむーすーぶー」のやつですので、それに比べれば環境が大きく異なりクルーズのような雰囲気を楽しむことが出来ます。
今回利用したのは1等洋室
写真では2人分寝具が用意されていましたが、使用するのは私1人。のーーーーーんびり好き放題に生活することが出来ました。
そしてこの部屋でしていた事
・switchで遊ぶ
・プロ野球を見る
特にこの日は阪神のセリーグ優勝が決まった日。BSが映ったこともありしっかり優勝シーンも船内で堪能しておビールを楽しむことが出来ました。
因みに部屋の外は比較的電波が入るのですが、室内に関しては正直微妙。docomo回線がカスなのかそもそもダメなのかは分かりませんが、そこは致し方が無いところですね。新日本海が大半の区間で圏外だった事を思えば些細なことです。
それ以外にもレストランで楽しいバイキング。好きなタイミングででっかいお風呂。映画を見たり外に出て海を眺めたりと豪華な時間を過ごしました。
夜に外を見ると星空が広がっていましたし、もう一度乗りてぇなぁと今でも思っています。とにかく時間の無駄遣いは最高の贅沢。
こんな時間がたまにはあった方が良いのですよ。転職活動中に仕込んで夏に採用されたら♪♪っと不純な狙いもあったのですが、大正解でしたね。
本当に辞めてよかった。10月からはまた頑張ろうと決心した船旅となりました。
出港して昼過ぎには仙台・苫小牧に向かう前日名古屋出港のいしかり号とすれ違い。最大で2泊3日この船で楽しめます。
そう思うと、舞鶴小樽で1泊2日って早すぎじゃね!??
そんな楽しい船旅も阪神優勝で大満足後に速攻爆睡
起きたら10時頃には名港トリトン下を通過していました。
小さい頃から車でよく通過していた印象的な橋の下を通過する日がやって来るとは思いませんでしたね。明石海峡大橋の下を通過するくらいのインパクトのあるシーンでした。
つまりもう名古屋なのです。
ここからは後半日名古屋市営地下鉄とかを乗って帰ることにしました。
次が最終回です。
続く