今回は何だかんだでイベントにホイホイ参加して10回目の訪問となった京都鉄博の記録です。
企画展は現在大阪環状線60周年について開催されているのですが、その中でも恐らく一番のメインイベントである103系鶯の展示のある12月19日に訪問しました。
その他大きな変化もあったので触れていこうと思います。
〈目次〉
京都鉄道博物館特別企画『大阪環状線』
大阪環状線60周年企画展
まずは企画展から
大阪環状線全ての駅の旧タイプの駅名標がずらり展示・更にボタン1つで全ての駅の発メロが聞き放題。とにかく大阪環状線に休日を中心にお世話になっている自分には大変面白い企画でした。展示内容も昔のものからわりと最近(10年くらい前)まで幅広く取り揃えてあるのが良かったです。
いやこれもう博物館で飾られる内容なの?と思ってたら10年くらい経ってました…みたいな展示もちらほら。
個人的にはこの企画展で久しぶりにこのポスターを拝めたというのが一番成果ですかね。
当時大阪環状線に新車!!というプレスが流れただけでようやく身近な路線にも新車が!という期待があり、更に阪和線内にも大々的にこんなポスターを貼られたという事で南大阪にまでも新時代を予感させてくれました。
結局その後阪和線にも225系5100という最強さんが現れ、大阪環状線・阪和線の普通列車のサービスは大きく向上されましたし、結果として南アーバンに新たな風を吹かせたのは間違いなくコイツでしょう。そう意味でこのポスターはいつまでも残していただきたいところ。
奈良103系NS407編成展示(4251復刻)
今回の目玉イベントはNS407編成の展示
103系鶯としてただ単に展示しているなら別にどうでも良いのですが、個人的に期待していた4251が復活していたというのが訪問の決め手
行先はJR難波
自分が把握している中では撮影していた当時4251のJR難波は無かったと記憶していますが、多分ダイヤ乱れで1回くらいあったと思っておきましょう。知らんけど。
大和路線運用が無き今、快速運用として普通に103系がゴロゴロ走っていたこと自体が既に懐かしいのでこの快速JR難波という行先自体にもやはり懐かしさを感じます。
反対側は正真正銘運用として存在した大阪環状線周回の種別表記
この運用を狙って長期休みの度に朝起きて環状線で撮っていた事をしっかりと思いだすことが出来ました。
ただまさかのこの編成での4251運用の写真がほぼない。いやマジか…
奈良線の運用とミックスだったと思うのですが、やはり長期休みのお楽しみレベルだとこんなもんのようです。
幕回しイベントでフライングお正月
来年の正月も103系は果たして正月運用に入るのでしょうか…
という発言をしつつも個人的には205-1000が運用に入ることをかなーーーり期待していたりもします。
4251運用の写真はなかったのに、まさかの桜井線正月臨を撮った時はこいつだったということに写真を振り返って気付きました。
うん完全にフライングお正月。
クハ103-1グレードアップ
個人的にもネット等を見ても一番この企画展に際して大きな変化かつ嬉しい変化はこのクハ103-1の展示が格段に良くなったという事。
これまでの103系は日根野時代から幕を変えていない、中途半端に国鉄時代を意識したのかJRロゴ系が一切省略。勿論戸袋もない。という極めて残念な状態で保存されていた…いやもうアレは保存ではない…と思えるレベルの悲惨さだったのですが、このほど上記画像のように幕の交換やロゴの貼り付け等が行われ、現役さながらに
開館して5年が経過しましたが、ようやく自分の知っている103系が展示されるようになったというのが率直な感想。
自分が撮影を始めたころには既に環状線103系は高運転台しか残っていませんでしたが、やはり小さい頃の記憶に残っているのはこの低運転台鉄仮面の103系。
阪和線大和路線にはゴロゴロ居たので余計にオレンジの鉄仮面を撮影してみたかったですし今の記憶で見てみたかったという気持ち。
恐らく自分が乗り始めた・撮り始めた10年くらい前の車両って撮れない・乗れない年齢でも後悔してしまうのってわりと鉄ヲタあるあるだと思うんですよね。
その中の一つが今回叶ったので感無量です。
幕は現在期間限定で週替わりぐらいで変更しているようで、イベントが終わると恐らく環状線周回表示がデフォとなると思われるのでその時にまた改めて撮影したいものです。
え?まさか元に戻す…とかはないよね?え?
結び
今回は環状線三昧。とにかく学生時代を思い出すのにぴったりな展示内容で良かったです。いやこのブログですら11年目に入ろうとしてるわけですからそらオッサンになるわ…。もう流石に旧ハンネは使えん。使ったら大分やべーぞ。
次は是非和田岬の103系を持って来て阪和線企画をやってほしいと願っております。
以上です。