続きです。
ここから小出駅に向かって只見線に乗るのですが、只見線はすっかり観光路線で純粋に接続の上越線に乗ってしまったら着席戦争に負けてしまう。
どうするか。
と考えて時刻表やらあれこれ見ながら考えた結果
〈目次〉
只見線乗車
新幹線&バスワープで座席を!
長岡浦佐を新幹線でワープ。
そこからバスで小出駅へ向かい、上越線の接続列車よりも数分早く到着
結果…!
無事1列ボックスの着席に成功し、小出でダッシュする乗客を横目に悠々移動する事が可能になりました。
乗車が長時間にもなり、かつ利用者の流動が無い路線で始発駅で着席失敗は最悪の旅路になってしまうのでこれは個人的にGOODなルートの発見となりました。
浦佐には一応申し訳程度のNewDaysもあり、ここで酒とつまみを購入。車内で盛り合う(1人で吞んでるだけ)事にしました。
まさか浦佐駅が役に立つとはねー笑
只見駅
折角復活したのに早々に行違い設備を潰されそうになっている只見駅です。
この日は車内販売の実施やツアー客が大勢乗車しており結構賑わっていたので、もう少し乗りやすい時間帯に1本でも増発すればいいのにと少し思ったり。
車窓ですが、とにかく山!山!山!
大変景色は良いですがそれほど人の住んでないエリアという証。よく復活してくれたという気持ちもありました。多分トロッコを走らせたら、長時間山と清流が楽しめる人気列車になるだろうなぁと。
会津川口駅
ここでは小出方面の行き違いも兼ねて長時間停車
車両はキハE120
西の同一ポジション?である芸備線もキハ120ですし、限界ローカル線には120という数字は大事なのかもしれません。
味があるかどうかはなんとも言えませんが、個人的には都会的な車両が山奥を走るというギャップは決して嫌いではないのでOK。ただ観光路線では厳密には無いので仕方ないのですが、UVカットガラスはなぁ…。
駅舎にはJAと郵便局がくっ付いているという田舎の金融機関欲張りセットとなっております。
双方ともに、保険商品金融商品物販がありますがこれガッツリ競合してねぇか?とふと疑問になりました。
近くにあることを上手く生かして共存出来ていることを願うばかりです。
そこから車内で米菓子を食べたり、六角精児氏の載ってるフリーペーパーを読んだりうとうとしていると無事会津若松に到着。
ここから復刻塗装のキハ110との並びを撮影して快速あいづへ乗換
皆さんバタバタ着席戦争に向かいましたが、指定券を持っていればタラタラ歩いて撮影していても席はあるので関係なし。適当に良い時間に向かう事にします。
会津若松→新庄鈍行修行
ここからは完全に翌日に向けての移動。料理でいうと下準備の段階といった感じ。なので作業的に進んでいきます。
まずは快速あいづで郡山へ。この先がとにかく長いので指定席で体力を残しつつ、ボーっと過ごします。
特に仕切りがある訳ではないものの座席は確かにリクライニングの特急並みの座席。
うれしートもこれくらいやってくれれば嬉しいのですが、8両固定編成だけにしたとしても、車掌の巡回が往路復路どちらかで出来なくなる、もしくは人員が1人必要となる事から厳しいのかもしれません。Aシートですら本数が中々増えないので特にうれしートの座席グレードアップは厳しそう。
郡山でパパっと夕食を購入し、乗換。ここで買い損ねると本当に新庄まで食べるところがないので撮影よりも食事!とどうにか食材の調達に成功
予想通りこの先殆ど休憩することもなく、仙台も雑に素通りし、ただひたすらに新庄へ
とまぁ厳しい旅のように見えますが、実際は時刻表で翌日の計画を練ったり、次の職場について色々考えたり、その他もろもろ考えたりののんびり旅。
勿論ここまでまとまった休みは滅多に取れるはずもないので、その素晴らしさをこのある意味時間の超絶無駄遣いによって実感することが出来ました。
つらいのはケツだけというのが実際の鈍行旅です。
そして日が変わる直前にどうにか新庄に到着。この日はきちんとホテルにチェックインして翌日に備えます。
続く