続きです。
快速リアスで無事宮古駅に滑り込み。ここで夜のおつまみを市場で調達する事にしていたのですが、少しそれでも時間があるので駅から程近い所で先ほどのリアス号の折り返しを狙う事にしました。
〈目次〉
山田線撮影@宮古-千徳
時刻表によるとこの列車は6時45分以来の普通列車だそうで、この区間の快速通過駅の需要がいかに少ないのかが分かります。朝夕に特化していて完全に学生専用列車といったところなのでしょう。
これが行ったら市場で鮪の刺身を購入し三陸鉄道で移動します。
列車を岩泉小本駅で下車。
ここから路線バスで本日…いやこの旅最大の目的地へ向かいます。
ブルートレイン日本海(ふれあいランド岩泉)訪問
今回の宿泊地はこの列車です!!
そうです!!
今晩はブルートレインで寝れます!
しかも開放A寝台!!
このために大阪より参りました。では堪能していきましょう。
オロネ24‐5(開放A寝台)宿泊
日本海で撮った!あの時に見た寝台特急富士の!A寝台で今晩寝ることが出来ます。
設備は1人当たりで上下を貸切。迷惑にならないように座席を展開しようが椅子に使用が自由との事。
ほぼ同時にチェックインした同業の方と上で寝ようか下で寝ようか…いやー悩みますなー笑みたいな会話をしつつ車内を楽しみます。
とりあえず座席モードも設定
流石にA寝台は座席モードもかなり快適。リクライニングはないとはいえ、ここでコーヒーを飲みながら優雅な寝台特急での朝を堪能してみたかった。
コンセントは増設されているので電源も問題なし。設備も外にシャワーがありますし、トイレは当時の体験をしたいなら車内のトイレを使ってもOK!嫌なら外にもありますよ~というシステム。
とにかく寝台特急の旅の気分をじっくり楽しむことが出来ます。
3000円台で泊まって本当に良いんですか??
ここで一度外に出て周辺で恐らく唯一の飲食店で夕食。すっかり日没したところで、回し放題の方向幕での撮影を楽しむことにします。
24系方向幕回しパーティー!
全コマしっかり撮影しましたが、その中でも思い入れがある列車をセレクトします。
まずは寝台特急富士。自分が初めて見たブルートレインです。長年ブルートレインの個人的代表格として君臨しておりましたが、勿論カット無し。
現状では他の名門寝台列車とは異なり名前が継がれていない列車ですね。恐らくリニアで内定済みなのだろうと勝手に思っています。
次はここでも馴染み深い日本海
鉄道撮影を始めてから一番最初にあちこちで撮影(とはいっても近場だけ)したのがこの日本海です。引退から10年が経ち久しぶりの撮影となりました。
あの時は大阪駅に行くだけでもそこそこのお出かけだったのが厨房といったところ。趣味的に印象深い列車ですね。
一度北海道まで撮りに行ったのも良い思い出。高3の夏休みで回りから何やってんだこんな時期に…と総スカンを喰らった記憶もありますが、あの時に北斗星に乗ってはまなすに乗れたのは今思ってももう二度と出来ない体験ですし、行った事に間違いは一切なかったと確信しております。
満点の星空の下で
大阪では勿論のことながらこれまで絶景星空スポットも大体曇りで負けていたので、この星空は最高
星空撮影の仕方なんてわからないので、思いっきりSSを下げてどうにか撮影。あれが何座とかそういうのもよく分かりませんが、はるばるここまで来た意味があったことは間違いないでしょう。
酒も飲んでシャワーも浴びて、東北の山奥などで涼しい夜風も吹き最高の気分
ここでは同じように撮影目的で訪れた方や、帰省で帰って来た方と楽しく撮影したり喋ったり。単なるホテルでは味わえないような楽しさもありましたし、乗りたかったけど経済的にも年齢的にも中々乗ることが難しかったブルートレインをじっくり楽しむことが出来たのでとにかく皆来てみてくださいという感想です。
このまま気持ち良く寝て翌日から旅も終盤に差し掛かります。
続く