続きです。
〈目次〉
綾部に車を返した後は普通列車で福知山駅へ。福知山駅からは初乗車となる京都丹後鉄道の列車で一度宮津へ向かいます。
宮福線乗車(福知山→宮津)
宮福線に多く運用しているこの最新のKTR300には、まさかのUSBポートが設置されており充電が可能。運営が高速バス会社ならではといえばならではなのですが、
特急ですら車端部にしか基本付いていないJRとはえらい違い。デビュー時期の時代と言えばそこまでなのでしょうが長距離鈍行ユーザーには大変ありがたい仕様となっております。
本来は宮舞線にも乗車して完乗!といきたかったところでしたが、生憎の大雨で運転見合わせ。宮豊線のダイヤも大幅に乱れているという惨状でした。なので今回は宮豊線の撮影に専念する事になりました。
京都丹後鉄道宮豊線撮影
京丹後大宮‐峰山
ダイヤが乱れて何が来るのかもよく分からないままとりあえず撮影したタンゴディスカバリー。どうみてもオーシャンアローでしょ!みたいな色合いをしていた車両でしたが、すっかりオーシャンアローらしさは無くなっていました。
与謝野‐岩滝口
駅裏の特に何もない場所から簡単に撮影
非電化を2両でノコノコ通過していく姿が可愛らしいですねぇ。これが増結されると京都駅まで来てしまうのがこの姿を見るだけでは違和感。
丹後山田駅資料館
この駅にはちょっとした資料室が設置されております。
というのも昔からここは列車の運行上でかなり拠点だったようで貨物扱いもあったり、加悦鉄道の起点だったりと無くてはならない駅。現在でも駅員さんが配置されていてこの路線では重要駅の扱いとなっています。
ただ鉄道上の拠点であっただけのようで駅周辺にこれといって暇を潰せる場所を見つけられなかったのが現実。ローカル線あるあるのちょっと幹線道路に出ると大都会とかそういうパターンなのでしょう。
峰山‐網野
小川を渡る2両特急みたいな感じで狙おうと構えていたら見事に増結の4両編成でした。
かといって間に合う範囲に撮影できそうな場所は見つけられなかったんですけどね。京都丹後鉄道に限った話でもないのですが、ローカル線の駅近場って意外と撮影地が少なくて苦労する…
峰山駅で行き違いをして、某軽音楽部アニメの合宿回で乗車していたような車両で豊岡駅に戻りました。
今回不通で行けなかった由良川周辺には本当にリベンジで訪問したいところですよね。けいおん以外にもAIRでも出てきた京アニお得意ポイント?と1つですので。
豊岡→播但線経由→阪和線終電
浜坂・城崎・豊岡方面から大阪方面に帰宅する終電ルートは2パターンあるのは当然なのですが、まさかの播但線経由の方が20分以上早く大阪駅に着けてしまうのです。
これは福知山での接続の悪さや、姫路から新快速に乗れてしまう事が大きいと思うのですが、それにしてもここでこうのとりよりはまかぜが勝ってしまう事になるとは…。
終電さえ意識しなければ20分程度遅く着くくらいなら別に福知山経由で帰ることも考えるのですが、福知山経由の最終だと鳳にも王寺にも帰れぬのです。
いや大阪で1分乗り継げば帰れるんですけどぉ…。
ということで姫路周りで順当に鳳行最終で帰宅となりました。
ま、これが堺生活最後の鳳終となったわけですけどね。
18きっぷ遠征でも使いましたし、大学時代の飲み会やお遊びなどでよく乗った終電。忘年会シーズンに区間快速がどれだけ混もうが、この正真正銘の最終はそこまで混んではいなかった思い出があります。但しもんじゃ焼きはよく落ちていました。
就職して終電が繰り上がったり乗車自体を避けるようになったりもした列車でしたがこれで一度区切りとなりました。
ちなみに終電は何だかんだで使う事はこれからもあるような気がしますが、津久野441の始発電車は多分もう使うことがないでしょう。あれに乗るだけで旅の気持ちを高めるような列車でしたがその列車ともこの遠征でお別れとなりました。
結び
ということで実はこれが堺暮らし最後の遠征企画となりました。最後は自分らしく阪和線の始発で始まり終電で終わる!内容も含めて概ね原点回帰となる部分も多かったと思います。北近畿地方の天気が絶望的に悪く苦しい部分も多かったですが、一つの区切りの企画という点で思い出深い内容になったと思います。
では以上です。