続きです。
〈目次〉
2日目は今まで比較的放置され続けていた山口県内の鉄道を重点的に乗車することに。
ローカル線でも規格は本線並?岩徳線乗車録
朝広島から普通列車で岩国駅までやって来て早速岩徳線に乗車します。
岩徳線はかなり有名な話なのですが、山陽本線になり損ねた路線。そういった事情もあり、基本的な設備はかなりハイスペックな設計となっています。今回は実際にその姿を体験するための乗車としました。
柱野駅
wikiによると2019年の利用者数は33人。基本的にはそれに見合った輸送力が確保されていますが、ホームに関しては明らかに長い…8両は入りそうなレベル。阪和線のいっぱいいっぱいなホームと比べるとかなり余裕を感じられます。
周防高森駅
流石に真ん中側のホームは取り払われているものの元々は2面4線の駅だったよう。ホームももちろん相応に長く山陽本線と同等の規格となっています。
こっちが複線電化として拡張されていたら既存の柳井ルートを辿る山陽本線は果たしてどうなっていたのやら…。赤穂線みたいな雰囲気の路線として残ってたのでしょうか。
一方で岩徳線が山陽本線になってたら…。結構リアルな感想なのですが、このままの状態の街並みだったら本数はそこそこ削られて普通列車移動では単なる難所にしかならなさそうな予感。
まぁifの話をしてもしょうがないんですが。
そしてもう1つ仮説なのですが次の改正で山陽本線柳井経由はデータイムが完璧60分間隔となるわけですが、もしや時間帯によっては岩徳線周りのほうが徳山まで先行できるのではないかという点。
答えは時刻表を見ないと何とも言えないのですが、柳井周りは1時間10分程度、岩徳線経由だと1時間30分程度となるので本当にワンチャンあるのかも?
SLやまぐち号グリーン車乗車録【新山口→津和野】
さてさて2日目最大の目玉は前々から乗りたいと思っていたやまぐち号の乗車。今回偶然前日に1席空席が出たので急遽プランに組み込むこととなりました。
ばんえつ物語のグリーン車乗車録と併せて閲覧していただければ
まずは普通車の車内を見物。トンネル内だととても雰囲気が出ますし、なんといってもこっちの目玉はコンセント。普通車では充電ができてしまいます。スマホのバッテリーがやばいとこっちも良いのですが…
やはりグリーン車はスペシャル。この贅沢な環境を20人ほどで味わうことが出来るのですから、そりゃ指定席とは決定的な違いがあります。
車内ではコーヒーを飲みながら優雅に過ごしていました。展望席もよかったのですが、フリースペースのミニロビーが本当に居心地がいい…。勿論長時間滞在すると非常に迷惑なので程々の滞在にはなるのですが、「勝った」という気分に浸れます。
結局この区間は18きっぷじゃないとはいえ鈍行旅行者の1人でしかないんですけどね笑
途中2駅ほどで撮影可能な長時間停車もありました。
ばんえつ物語グリーン車は近代的な車内で楽しませてくれましたが、こちらやまぐち号はレトロで楽しませてもらえましたね。どちらもどちらで素晴らしくこれこそ…!という鉄道旅を楽しめたかなと思います。
津和野駅転車台
津和野駅では到着後しばらくして転車台の実演?が行われます。
いや実演じゃなくて本当に必要で回してんだよなこれ
専用の撮影スペースもわりと広めに用意されており、快適に撮影することが出来ました。
この後津和野でちょっと飲み食いしながら観光して山口線残り区間の乗車後広島に戻ります。
続く