続きです。
到着後は駅前で夕食をセコマで軽く調達して富良野線の列車に乗り込みます。
〈目次〉
キハ40宗谷色撮影@旭川駅
乗車して発車を待っているとまさかの宗谷色が入線
今回は流石にそれまでは撮れんだろう…とほぼ諦めていただけにかなりのサプライズ。
実際の当時のこの塗装を使用していた列車は急行宗谷などの宗谷本線優等列車の類。つまり旭川駅で撮れてるという時点で大当たりだなぁと。
時代がもう30年ほど前ならこれで稚内に上陸してたんだろうなぁと思いますね。多分夜行で移動しまくって宿代節約してる自分がみえる。
富良野線撮影@西聖和駅
富良野線は北海道のローカル線シリーズの中では段違いに本数の多い路線ですが、17時台はまさかの2本運転。1本目は美瑛止で2本目は富良野方面へ向かう列車。
当然ですがこういうダイヤでは途中下車は確定
適当に調べて西聖和駅で下車する事に決定
いかにも北海道なつるっつるの駅ですが、横に駐輪場兼駅舎があったのが意外
他サイトによるとどうやら以前はホームに待合があったようですが、それが駐輪場に移転したという経緯があるようです。
対向列車の撮影をしたかったので、それを前提に調べたら自動的にこの駅が選ばれたという流れ
最初は木を写すかどうかで迷いましたが、こうやって撮ると逆に合った方がのどかな感じが出て個人的にはお気に入り。偶然な下車でしたが、ローカル線らしい撮影が駅前で出来たのはとても良かったです。
富良野線は現在キハ150の牙城となっていますが、今後H100がどんどん増備されていくとここもやはりH100で統一されることになるのでしょうか。
車両自体は決して新しいわけではないもののキハ54等に比べればまだ新しい車両なので転出等はあっても廃車まではまだ時間があると思うのですが、次に富良野線に来る頃にどうなっているのでしょうか。
快速狩勝乗車(富良野→帯広)
通学客でごった返す北側(富良野→東鹿越)
富良野からは快速狩勝号で帯広を目指します。
一応当初の予想では東鹿越まで乗る客なんていねーだろ…と考えてたのですが、実際は東鹿越まで満席+αという個人的には予想外の状態
富良野‐東鹿越までの区間で乗車10人以上の駅が山部駅しかないようなので、途中でどっとお客が降りるわけもなくそのまま東鹿越駅に到着
不通区間(東鹿越→新得)
東鹿越で恐らくほぼ全員が代行バスに乗り継ぎ、更に南に進みます。
そして実際にほぼ全員が下車したのは幾寅駅。鉄道員のロケ地でも知られる全国的に見ても有名な駅ですが、駅周辺もわりと人が住んでいるようでした。
ただこの先の狩勝峠を越えるのは同業者3人のみ。富良野からの通学需要が見込めるのが結局幾寅までであるという事を感じることとなりました。
恐らく廃止でしょうが、幾寅まではまだギリギリどうにか…いや50人とかじゃ無理か…
鉄道映画の駅ですし鉄道で行ける場所だと理想なのですが、作品と同じような結果になってしまいそうです。
貸切快速運転の南側(新得→帯広)
新得からはようやく快速らしく通過運転を行う狩勝号に乗車
同業の人も…と思いきやどうやら後の釧路行の特急とかほぼ同発の特急に乗っていったらしく快速狩勝に乗ったのは自分だけ。
もはや存在意義があるのかすら怪しい状態で、バスが狩勝峠を越えなくなった瞬間に死刑になる予感。
そういえば自然消滅しなければH100の数少ない快速列車になるんですよね。スピードアップも期待は出来ますが、十勝清水で行き違いをマストで行うとするとその前後をいじることになるのか?それともそもそも行き違い駅を変えるのか?
時刻表を見てからのお楽しみポイントとなりそうです。
最後に帯広駅でバルブして北海道で過ごす最後のホテルに移動
激安だったばかりにシャワーがぶっ壊れてたり、コンセントが1か所しかない悲惨な宿だったのはまた別の話…
ちなみに時刻表で快速狩勝の時刻を比較で載せてみることとします。
2022年
滝川1757→富良野1905→東鹿越1949/54→代行→新得2054/2103→帯広2149
2015年
滝川1755→富良野1904/10→東鹿越1958→新得2039/2106→帯広2154
続く