すっかり沿線住民なので一応ニュース記事として触れておきましょう。
遂にと言いますかやっとと言いますか、大和路線おおさか東線でも朝ラッシュの有料座席サービスが始まるようです。
まほろばに乗った際のアンケートで既存の快速電車に指定席を付けるような事を検討してる感じの質問がありましたので、その結果の一部がこれだとも捉えることが出来そうです。
お名前はuシート『うれしート』
〈目次〉
大和路線・おおさか東線有料座席『うれしート』導入
221系半室を利用
まずはサービス内容。あまりわざわざ触れるほどここで書くことも無いですが、221系の最後尾半室を活用するそうです。つまり対象の快速列車は7.5両に減車したうえで0.5両を指定席として売り出すと考えることが出来るでしょう。指定席エリアと一般車のエリアはのれんで分割するようで有料エリアでは立つことも禁じられます。
その部分は似たような指定席の扱いをしている快速みえとは異なりますね。
通路までガランとしてる横で鮨詰めの客の様子を拝むという中々楽しい?体験をすることになりそうです。
ボックス部では相席になりますが、着席が絶対出来るならボックスでもなんでも良いんだよなぁ。。。んなこと言ったら215系だってボックスじゃないですか…。
料金は通常指定席料金(チケレス割有)
指定席料金はAシートのように特別料金が設定されるという訳ではなく、閑散期の概念も存在する一般的な指定席料金として販売するそうです。
そして西日本お得意のチケレス割は勿論あります…!
お値段300円!
Jwestカードじゃないと買えないという訳でもないですので、普通に通勤している人はチケレスで300円で乗れるという事になりますね。期間限定という訳でもないので追加300円と見てもよさそうです。
ダイヤ面・考察
今回もダイヤ考察をしていきましょう。公式プレスでは東線と大和路線で別々に書いていたのですが、なんとなく分かりにくかったので混ぜてみました。勿論定期券は経由地が決められているのでどちらかのダイヤを選択して利用する事になるのですが、今回は大和路線→梅田への利用者へのサービスとみなして敢えて混ぜてみます。
こう見ると奈良駅を基準に概ね20分間隔で出発するダイヤになります。大和路快速と直通快速の場合だと大阪までの所要時間は大和路快速の方がかなり早くなるのですが、区間快速との差は案外少ないので直通快速の選択肢も十分に入ることになります。
そして注目すべきは所要時間。実は大阪まで60分越え。座席のグレードは変わらないとはいえ300円はかなりお得な印象です。
パラパラ事前評価を見てみるとウイングとの比較をよく見かけますが、あちらはデータイムに運転していたことが最大の敗因。今回の場合は特急が別に走っているわけでもなければ朝ラッシュのど真ん中に運転という事になりますので、同じようなやらかしというのは考えにくいのでは?と考えられます。
後個人的には王寺や久宝寺といった途中駅からの利用もかなり期待できると思います。所要時間は短めになりますが、現状では座るどころかどうやって乗り込むかレベルの混雑区間でもありますので、確実に座って梅田まで通勤できるというのは嬉しいかも。
結び
まー座席がどうこうの部分は確かにウイングと同じ部分ではあるのですが、運転時間帯がバッチリラッシュ帯なのでかなり受け入れられるのでは…?と個人的には考えています。しかも0.5両しかないのでプラチナチケットになる予感すら。
結果は来年にでも分かるでしょう。この記事がとんでもねー爆死フラグを立てた伝説記事にならん事を祈ります。
さ、次は学研都市線ですね!ロングシートで混雑もえげつない路線ですが、素敵なサプライズがあると楽しいな☆
以上です。