さて今回は撮影記録ではなく国土交通省のプレスリリースをネタに記事を作っていこうと思います。
題して
祝?阪和線アーバンネットワーク最高混雑路線に!
まーこんなとても不名誉なNo1になってしまった阪和線をネタにしないわけにはいかないわけでして笑
ではデータで混雑状況を把握しつつ今後の勝手な妄想をしていきましょう。
元ネタはこちら
〈目次〉
阪和線快速混雑率120%!普通混雑率117%!
今年の国土交通省のデータは昨年ダイヤ改正で朝ラッシュの削減が行われた結果発表の要素が強いプレスリリースです。2020年に比べるとある程度回復基調にある中での大幅な減便でしたが、その結果前年の快速90%普通95%から大幅に上昇してしまう事となりました。
昨年のダイヤ改正以降朝ラッシュのアプリ上の混雑状況が紫1色で最高の混雑という表現がされていましたし、HPで案内されていた時間帯混雑状況でも可部線と並んでピンク色の最高混雑の色が関西では唯一出され続けていましたので嫌な予感はしていましたが案の定の結果となりました。
とはいえ2019年より3割ほど利用も減っておりまして…
ただここでじゃ本数戻せよと簡単に言えるのかというとあくまでも2022年の基準でいいますとそれは難しいのかなぁという考えがあります。
こちらが2019年のデータをExcelに上げたものになるのですが、御覧のように比較して3割ほど利用が減少しているというデータが出ております。調査時間が若干違うのもあるのかもしれませんが、このデータだけを見るとやはり完全回復は難しいのではないかと考えられますね。
ちなみにもし2019年の輸送力に現在の利用者数を詰め込むと混雑率は7割台に。
まぁ現実的にこれをしろというのは無理な話ですねぇ。。。
となると両数の増強では?(普通列車)
そこで普通列車の両数に着目してみました。2019年の平均両数は4.7両だそうです。つまり6両運転よりも4両運転の方が多いという有様。これは酷い。沿線民ではなくなったので運用を把握していなかったのですが改めて確認すると7時台の普通列車の大半が4両編成という有様だそうです。
ではここで6連の編成数や運用を一切無視して全部6両編成にすると数字上どうなるのか
通勤通学のピーク時間帯は6連が集中的に入っているので劇的に変わるかどうかは分かりませんが、数字上は100を割ることが出来ました。
この理屈が成り立つとじゃあラッシュ終わりの6連快速を8に増強して見た目上の数字を下げることが可能ということが言えてしまうのであまりにも強引な計算になってしまいますが一応こうなるという参考情報です。
結び
現状では嵯峨野線の様子からしても明らかに増発を極端に嫌がるJRですから、普通列車に関しては増結の方が現実的なのではないでしょうかね。快速は既に8両限界なので増やす以外に手は無いです。ですが阪和線の場合は待避等が複雑に絡むのでそう簡単には増発は出来なさそうな予感です。
国交省の統計は最混雑区間である堺市→天王寺と美章園→天王寺ですが、鳳以南の混雑が激化しているという話はかなり聞きますし、本音を言うと鳳始発の快速を日根野発にするとかそのくらいはどうにかならんのでしょうか…
ちなみに嵯峨野線とは違って既に2&1シートですので、これ以上増発無しで混雑を和らげるためには323とか207辺りのロングシート車を持ってくるしかないという話。
以上そんなただただ個人的なお気持ちを喋るだけの記事でした。
あ、忘れてました。私の第2?第3?の地元路線でもあるおおさか東線は2019年よりも利用が増加しており順調に成長しております。大阪発になったことで更に混雑の悪化になっていることでしょうしこちらの方の増発もしくは207系の運用を是非。