とうとうこの時がやって来ました。
開設10周年!(2011年2月23日開設)
2017年の更新をサボってたので実際にまともに運営してたのは9年だったりするわけですがどうにかこうにか2桁年に突入することになりました。
昨年は2月23日にちなんで「223系」の9年を振り返りましたが、今回はこのブログでほぼメインとして扱っている「阪和線」で10年を振り返っていこうと思います。
≪記録≫
- 2011年:10分ダイヤから15分ダイヤへ(日中区間快速登場)
- 2012年:287系登場&113系撤退
- 2013年:205系0番台日根野再転属
- 2014年:トワイライトエクスプレス阪和線入線
- 2015年:289系登場&381系撤退
- 2016年:225系5100番台登場&205系1000番台運用終了
- 2017年:103系運用終了
- 2018年:205系0番台運用終了(3ドア統一)
- 2019年:和歌山向け227系走り込み
- 2020年:271系登場ではるか全列車9両編成化&粛清
- 結び
2011年:10分ダイヤから15分ダイヤへ(日中区間快速登場)
この年の一番大きなイベントといえばこの15分サイクルへの移行。これが現在でも続く日中ダイヤになってますね。
大阪直通が増えた代償で快速通過駅の列車本数が減少する事となりました。列車本数だけではなく遠近分離がかなり図られたようで天王寺発・天王寺着の場合、大阪直通列車が各駅種別と接続するのは東岸和田のみ。つまり東岸和田までは快速停車駅の利用者のみが利用できる列車となりました。
一方で区間快速。下松~百舌鳥までの快速通過駅が有効な列車となりました。ちなみに4両編成です。そこまではまだ許容でした。
天王寺から乗換可能な大和路快速の6両の多さ…非常に混雑することになりました。
解消は2020年春まで9年お待ちください。
ちなみに225系が223系と混用して運用されるようになったのもこのダイヤからだったはずです。この時は225系が阪和線の完全なメイン車両になるとは夢にも思ってなかったですね笑
2012年:287系登場&113系撤退
この年からは特急型車両にも新型車両287系が投入されることとなりました。それまでは振り子車両のみで運用されていたくろしおでしたがこの車両の投入がきっかけ?で非振り子車両がメインの列車になることに。今や283系も存在がかなり怪しくなっていますので、そのうち非振り子が天下を取りそうです。
ちなみに287系で置き換えが出来た381系は非パノラマ車のみ。スーパーくろしお編成の置き換えまではまだ数年かかります。結果は中古車だったんですが…
113系もラストラン運転の末阪和線運用からは基本撤退となりました。
早朝B快速で使用されていたのですが結局そのB快速運用には乗れず…。小さい頃の思い出メインの車両になりました。そして113系撤退後B快速は改正まで?何故か223-0による専属運用となってました。座席数減少をカバーするためなどの説がありましたが如何ほど…。そのB快速も特急格上げとなるわけなんですけどね笑
2013年:205系0番台日根野再転属
高校進学となった2013年春。この時に205系0番台が阪和線にカムバックとなりました。本線運用に復活してからわりと短期間で阪和線に戻ってくることとなりましたが、当時とは違って塗装は京阪神カラー。勿論体質改善もされていましたのでかなり異色の車両がやって来た…という感覚があったのを覚えています。
流石にしばらくしてスカイブルーに戻ったのですが、1000番台と性能を区別するためか黄色の線が追加されることとなりました。
今でも黄色線が消えた0番台を見たいと思っています!!
2014年:トワイライトエクスプレス阪和線入線
嵐の前の静けさと言うのでしょう。この年の阪和線は非常に穏やかなものとなりました。撮影記録を見てもあまり状況が激変しましたという記録が無いんですよね。
その代わりちょっとした楽しい団体臨時を撮ってた記憶があります。その中でも目玉だったのがトワイライトエクスプレスの入線。廃止が近づいてきていていよいよ!というときにきのくに線にも入線することになりました。
そのお零れで阪和線にも入線。終電後にやって来たトワイライトエクスプレス。阪和線にまさかやって来るとはという感動の列車でした。
そして今年。予定ではWE銀河が和歌山に入線とのことで阪和線入線にも期待。どういうダイヤになるのかは全く未知ですが、いつもの阪和線にまた新たな楽しみが出来そうです。
2015年:289系登場&381系撤退
この年は14年年末から緊急入院する羽目になる最悪の年明けを迎えてしまいました。そして阪和線では289系がデビュー。それに代わって381系が完全に撤退となりました。
やって来たのは特急しらさぎのお下がりだったのですが、阪和線の近代化に一歩近づくこととなりました。
381系も盛大にラストラン運転が行われていて比較的有終の美を飾る車両になりましたね。
少しずつ自分の知っているボロだらけの阪和線が変わっていく事を感じる1年となりました。
なんてったって…
このポスターが貼りだされるようになったから。
つまり103系205系総置き換えに向けたカウントダウンが始まった…ってわけです。
朗報です。朗報ですよ。転クロで快適に通学できる日がとうとうやって来るわけですからね。
大学進学も決定して新たな風が吹き始めました。
2016年:225系5100番台登場&205系1000番台運用終了
当初6連は出ないんじゃないか?普通電車は223系だろwなど様々な憶測が流れていた阪和線期待の新型車両。結果は良い意味で期待を裏切る車両でした。
・6連がある(但し205系分の6両はない)
・普通電車での運転もたくさんある。なんなら6連はほぼ普通専属
・Wi-Fi(他車両にも順次設置)
もう革命ですね完全に。新たな阪和線がスタートとなりました。
もう国鉄阪和線とは車両面では言わせない!そんな車両投入でした。
一方で早々と撤退となったのは5100デビューまで普通電車最新鋭車両として降臨していた205-1000となりました。この後約1年間放置され、奈良への転属を待つことになります。
5100デビューまでは個人的に一番好きな車両だっただけに残念ですが、現状奈良でもほぼ同じ状態で走ってますので再燃したら奈良線に行くことにしましょう。
2017年:103系運用終了
思いっきり更新をすっ飛ばしていたこの年。103系は阪和線から姿を消しました。羽衣線には残っていましたがそれは置いておきましょう。
103-1が消えるか消えぬかの時から撮影していた103系はもう居なくなりました。その代わり快適な5100番台が阪和線にいますのでもう用済みなのですが、何故か今でも今日は運用の都合上見なかっただけだ!と思うことが多いですね。
通学でも使っていましたし小さい頃から使っていた205に比べるとハズレな普通電車。それももう見ることはないようです。
2018年:205系0番台運用終了(3ドア統一)
18年3月。とうとう阪和線から4ドア車両、というより国鉄型車両が完全に消滅しました。
国鉄阪和線だのボロの吹き溜まりだの散々な路線でしたが、運行管理システムの更新で遅延はかなりマシになりましたし車両も新しくなりました。ダイヤ以外は良い路線になりましたね。
そしてこの改正で4編成もの6連車が純粋に撤退。代わりは…居ませんでしたね…
つまり6両編成のクルマが減っただけ。4両編成の普通率が増加というわけです。いや普通に6連増やせよ…と言いたいところですが、もう列車本数の維持すら怪しい情勢ですのでもう諦めるしかなさそう。
2019年:和歌山向け227系走り込み
阪和線内の新車更新がひと段落した日根野区では続いて和歌山線向けの新型車両227系1000番台を投入することになりました。そしてそのデビューまでの間マメに阪和線で走り込み試運転を実施。それもかなりの頻度で集中的に実施していたのでほぼ定期列車のような状態になっていました。
そして227系が和歌山の105系を全置換えするのが2021年の改正って訳ですね。
ここを耐えれればどんな鈍行でも耐えれるようになる修行の地も過去帳入りのようです。
2020年:271系登場ではるか全列車9両編成化&粛清
2020年は激動の年となりました。
まずははるかが全列車9両編成になりそのために271系が増備されることとなりました。
大勢のお客様を運べなかったのは言うまでもありません。
9両の中止
日中の運転の半減
そしてオール6連&日中運転中止
さらなる粛清
転落スピードは凄かったですね。恐らく当分オール9両どころか終日30分間隔の復活すらも厳しそうですが271系をどうにか活用してほしいものです。
なんか失敗したら281系置き換え用に充てるとかそんな記事も見たような…。早くても万博後の話になりそうですが。
結び
以上です。
開設から10年。阪和線激動の10年を記事として残せてる…といいなぁとは思います。
他にも色々とニュースや動きはありましたので、良かったら他の記事も覗いていってください。過去記事の修正や空白の2017年の記事も順次更新していきますので気長にお待ちください。
そして最後になりますがいつも閲覧していただきありがとうございます。初めて閲覧したよっ方、結構最初の方から見てるよって方々皆様に感謝いたします。
特に初期の方から閲覧してくださってる方、Twitter等で絡んでいただいてる皆様につきましては10年もの間関係を持たせていただき本当にありがとうございます。
今後とも飽きるまでは頑張ろうと思います。文章が怪しい内容が浅いなど問題部分も多々あるとは思いますが、どうかよろしくお願いいたします。